成長株とは、業績が良い上に株価も高く評価されていて、さらに成長が見込める株式のことを言います。
別名グロース株ともいわれます。
純利益と比べて株価が低い=PERが低い株式のことで、PERは15くらいの株がちょうどいい成長株と言えます。
PERが15より低いと人気が低い株となので少し注意した方がいいかもしれませんね。
PERが低い企業で業績が向上するか、人気と業績の両方が向上しそうな企業を探せればOKです。
株価1,500円÷EPS100円=PER15倍、株価1,500円=EPS100円×PER15倍のような株を探せればベストで利益と人気の両方が上がると相乗効果で株価は倍になっていきます。
ということは相乗効果が見込める株を狙いましょうということ。
ちなみに私が使っているSBI証券で成長株を探す時は、「スクリーニング」機能を使います。
具体的には、ここから検索していきます。
では、人気がある株とはどういう株のことを言うのでしょう。
まず、人気があがるための「材料」があるかということ。
①増配、自社株買い、東証一部昇格、もしくは東証一部候補となる(プライムになる)。
②優待新設、立会外分売、株式分割などの可能性がある。
③成長(収益)が中期経営計画のとおりに推移していて実現性が高い。
などの要素があるといい株といえそうですね。
次に、割安成長株とはどういう株のことを言うのでしょう。
それは、売上、利益が3年以上10~30%増える可能性があるのにPERが1桁~12倍くらいで推移しているような株です。
でも、ここで注意してほしい点があります。
それは、売上が伸びていないのに、利益が伸びているようなケース。
これは人件費をカットしたり、必要経費を削ったりしてコストを削減しているだけなので、いつか伸びている利益は止まります。
売上が伸びているが利益が伸びていない企業。
これは、投資をしている可能性があるので大丈夫です。
売上が伸びていることがとても一番大事なんです。
ただし、M&A(他社買収)の場合、売上が一時的に通常売上に乗っかるので注意しましょう。
そして、株を探す時は、目標株価を設定する習慣を身につけることが大切です。
そうすることで、今の株価が割安なのか、割高なのかが判断出来て、効率的な株取引ができます。
最後に、ここに掲載していることは、あくまでも私の学んだことを述べているだけであって、最終的に行動に移すのは自分の判断でお願いします。
投資は自己責任、自己判断で行いましょう。