チャートを見る上で一番最初に見るのは、「価格」と「ボリューム」です。
プラットフォームはたくさんあるけど、できれば無料のプラットフォームを使いましょう。
私の場合は、SBI証券と契約しているので、そちらのプラットフォームを利用しています。
まず、「価格」を見る時に注視するのは、一日のキャンドルの動きです。
一般的なチャートでは、価格が上がる時と下がる時の色が違います。
例えば、一日の価格が前日と比較して上がった場合に赤色で表記しているとして、キャンドルの四角の一番下方の箇所が市場が開いた時の価格、一番上方の箇所が市場が閉まった時の価格です。
今度は前日と比較して下がった場合に緑色で表記しているとして、一番上方が市場が開いた時の価格、一番下方が閉まった時の価格です。
私が、使っているSBI証券のチャートで説明すると下のような感じになります。
そして価格はいろんな見方があります。
ラインチャート、バーチャートなどいろんな見方があるけど、一番のおすすめはキャンドルチャートです。
理由は、一日の動きがしっかり見ることができるからです。
次に見るところは、「ボリューム」です。
ボリュームとは、該当期間にどれくらいの取引があったかを示しています。
次に見るところは、「移動平均」です。
「移動平均」を確認する上で大切なことは何日の移動平均なのか確認すること。
100日移動平均だったり、50日移動平均だったり、25日移動平均だったり。
例えば、100日移動平均と50日移動平均が交錯した場合は、同じ方向を向いて交錯しているか確認しましょう。
上を向いて交錯している場合はゴールデンクロス、下を向いて交錯している場合はレッドクロスと言われています。
上のチャートの上半分を拡大して説明すると。。。
というような感じですね。
そして、次に見るポイントは、「MACD」です。
MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence」の略で、移動平均の発展版。簡単に言うと直近のデータに基づいて移動平均を表した指標のことです。
価格の変化に敏感なMACDラインが、変化に緩やかに反応するシグナルラインを下から上に突き抜けたときが買い、MACDラインがシグナルラインを上から下に突き抜けたときが売りという流れが売買のタイミングとして一般的によく用いられています。
私が使っているSBI証券のチャート図で説明するとこんな感じです。
続いて「ストキャスティクス」。
株価のある一定期間の変動幅と終値の関係から、相場の相対的な強弱の勢い、いわゆる「売られすぎ」や「買われすぎ」を示す指標です。
%Kが%Dを上から下にクロスした場合は売りシグナル、下から上にクロスした場合には買いシグナルと見ることもできます。
「ボリンジャーバンド」は、売られ過ぎか、買われ過ぎかを判断するときに使われるテクニカル分析手法のひとつ。
そして最後に説明するのが「RSI」。
「Relative Strength Index」の頭文字をとった略。
直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。
今回は、簡単にチャートの分析の仕方を説明しましたが、これから、各指標ごとを掘り下げて説明したいとおもいますので、楽しみにしてくださいね。
最後に、ここに掲載していることは、あくまでも私の学んだことを述べているだけであって、最終的に行動に移すのは自分の判断でお願いします。
投資は自己責任、自己判断で行いましょう。